職種別企業HPサイト

企業の職種別にホームページのパターンが分かれます。同じ業種、職種のサイトは似たパターンのホームページになります。

ホームページの本質

「ホームページの本質を踏まえること」と「人について知ること」についてみてきました。

冒頭にも書いたように、この二つはホームページの企画を考えるうえで不可欠な要素ですし、

ユーザーとコミュニケーションをとることを考えるなら、

このうちの「ホームページの本質」とした「ホームページを通じて別の人がそこにいることが感じられる」

仕組みはとくに無視できないでしょう。

ただ、先ほども書いた通り、広告キャンペーンのホームページである以上はあくまでも

「伝えたいメッセージをユーザーに伝える」ものでなくてはなりません。

そのためにまずやるべきことは何でしょうか。

「伝えるべきメッセージをはっきりさせること」です。

私の経験から言えば、このメッセージはワンセンテンスで描けるくらいになるといい。

メッセージがシンプルでわかりやすいほどホームページは作りやすいし、

また結果としてもそのほうが優れたホームページになることが多いようです。

例えばインテルの「the processing match」なら、メッセージは、

「インテル Core2 duo プロセッサーくらいのスペックがいまはもう当たり前ですよ。」

このメッセージを伝えるためにはどうすればいいでしょうか。

私は企画の段階で次のことを考えたはずです。

ユーザーにベンチマークのテスト時間を見せたところでそれほど実感がわかないだろう。

数字で見せるだけでは対して感情に訴えることができない。だから、

自分のPCの処理速度が遅いのか早いのか、といった気づきを経験としてユーザーに

与える必要がある。

「自分のPCはどうやら世の中の人たちに比べて処理機能が遅いみたいだ。不満だ。悔しい。」

と思ってもらえればようやく「いま世間で当たり前とされているレベルのプロセッサーの

スペックは自分のとどのくらい違うんだろう。」と興味を持ってもらえるのではないか。

その興味の上にインテル core2 duoプロセッサーの速度を体感してもらって初めて

メッセージをユーザーに届けることができるのではないか。

こういう考え方で作ったのが「the processing match」の企画です。

「自分のPCはほかの人たちに比べて…」と感じて、

「いま世間で当たり前とされているレベルの…」と興味を持つところまでの部分を

同時にアクセスしているユーザー同士の勝負で実現し、

「インテル Core2 duo プロセッサーの速度を体感する」部分をロゴで

表示されたインテル Core2 duo プロセッサーのNPCとの勝負で実現しています。

単純に理屈だけで考えると、インテル Core2 duo プロセッサーを搭載したPCや

そのデータとの勝負だけでも成り立ちそうですが、でも実際にはそれでは不十分。

なぜなら、感情を動かすような経験がないから。

ソ連に、対戦相手が、企業側が用意したものだけだと、ユーザーに

ネガティブな感想を抱かせてしまうこともあり得ます。

敵のスピード早すぎない?自社製品のすごさを見せつけるために必ず勝つように設定してあるんじゃない?

といったものですが、このネガティブな感情を生み出さないためにも、ユーザー同士の対戦は必要でした。

つまり、「仕込みではない。」と信頼できる部分を作ることで、

全体の説得力が増すように考えているわけです。