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ビルダーに慣れるまで

WEB制作を自身で手掛けるためには、ビルダーに慣れるしかありません。例えば、ウェブアートデザイナーと呼ばれるソフトは、是非マスターして下さい。初心者でも少し勉強すれば使いこなせるようになります。写真を加工したり、オリジナルのロゴを作成したりすることのできるソフトとしては優秀で、WEB制作が楽しくなること請け合いです。もちろんマックでロゴを作成すると、より本格的なグラフィックが実現できますが、プロに外注すると余計な費用が発生してしまいます。中小企業のWEB制作の目的が完璧な見栄えではなく、会社の利潤を増やすことにあるのなら、迷わずビルダーで乗り切るべきです。  ビルダーは細かな機能が装備されていますが、それらの全てを覚える必要はありません。基本的な操作方法を覚えるだけで、テンプレートからオリジナルのサイトを制作することが出来るのです。しかも各種エディタを使う必要もありません。エディタにHTMLを記述していけば、必ずミスが生じます。そのミスは当然ブラウザでの表示に影響するわけですが、小さなミスで画面が真っ白になったとしても、そのミスが膨大なHTMLのどの部分に潜んでいるのかは、すぐに発見することはできません。それに比べれば、ビルダーのミスは起こりにくく、また起こったとしてもすぐに解決することが出来ます。

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レスポンシブデザイン

いわゆるレスポンシブデザインは、スマートフォンを始めとしたモバイル端末でも綺麗に表示されるWEB設計を指しますが、仮にコーポレートサイトがレスポンシブでなければ、様々な弊害が生じます。ユーザーは見辛いサイトを避ける傾向にありますから、スマートフォンでの閲覧に支障があるようでは、「お気に入り」への登録を期待することはできません。スマートフォンの画面は小さいため、モバイル用の表示に切り替わらなければ、リンクのクリックすら難しくなるからです。サイトがお気に入りに登録されなければ、アクセス数の伸び率も低下しますし、最終的な目的である購買にも繋がりにくくなります。  レスポンシブに疎い制作者が作成したサイトは、往々にしてSEOにも適していません。最近の検索エンジンはモバイル端末上での操作性をも評価の基準にしていますから、レスポンシブ未対応のサイトは、検索結果の上位にランキングしにくいのです。実際グーグルも、 モバイルフレンドリーであるかどうかが検索結果に影響することを2015年の時点で認めています。2018年以降は、いわゆる「モバイルファーストインデックス」をグーグル自ら提供していますから、今後もモバイル優先型の評価体制は続いていくことでしょう。SEOを長期的な対策として考えているのであれば、レスポンシブデザインは事実上必須となっているわけです。  そもそもこのレスポンシブデザインは、どのようにして組まれているのでしょうか。実は技術者にとっては、それほど難儀な仕事でもありません。HTML自体は同じものを使用すればよいからです。つまり同一のHTMLをCSSで使い分けるということです。CSSの指示で画面サイズに合わせて表示させているのが実態なのです。因みにCSSとは、俗にスタイルシートと呼ばれるもので、HTMLによる表示を微調整する役割を担っています。これにより、端末ごとに表示方法を変えることが出来るのです。