ホームページの特徴


1、リアルタイムかそうでないか。

ホームページではその瞬間にアクセスしているユーザー同士での

リアルタイムでのコミュニケーションが可能です。

先ほどあげた「the processing match」や「cursor monitor」「the synapse project」などは

この分類に入ります。このような仕組みをマルチユーザーということが多いようです。

マルチユーザーでない場合というのは、例えば投稿モノや掲示板などです。

マルチユーザーである場合とそうでない場合とでは

コミュニケーションの形が大きく変わることは意識しなければなりません。

2、媒体はなにか。

コミュニケーションの媒体の選択です。必ず言語を使わなくてはいけないわけではありません。

ノンバーバルなものつまり音や映像、ジェスチャーなどもみな媒体となりうるものです。

例えば「cursor monitor」の場合は「マウスの動き」が媒体。

「みんなのstep wgnポスター作ろうコンテスト」の場合は

作ったポスターやそれに付随するニックネームコメントなどが媒体。

そういったなかのどれを使うのか。

3、頻度や量

頻度や量の設定によってコミュニケーションフレームは大きく変わります。

例えばチャットのばあいならメールに比べれば

1階あたりの情報の量は少ない。でもやり取りが成立している間なら相手のメッセージに対して

メールよりも早く返事を書くでしょう。その分頻度は多い。

媒体が同じだったとしてもその頻度や量によってコミュニケーションの

かたちは大きく異なるわけですから

そのあたりをバランスを含めて設計を考えます。

この3つをうまくかけ合わせながら効果的なコミュニケーションを考えるわけです。

ただホームページ上でコミュニケーションをするための仕組みを作る場合は一通りのやり方だけとは限りません。むしろ複数のやり方を組み合わせるほうが多いかもしれません。