SEOとして、サイトをリニューアルしたのに、その労力に見合わず、むしろ流入が減ってしまった、というようなことがよくあります。戦略もなくリニューアルしても、SEOがうまくいくとは限りません。では、具体的に、どのようなことが原因なのでしょうか。
よくある原因が、URLを設置していない、ということです。元のサイトに、新しいサイトのURLを貼っておかないと、今まで来てくれたユーザーでさえ、面倒くさがって新しいサイトに来てくれません。ですから、すべての記事において、新しいURLを貼っておくことが大切です。
また、リニューアルの際に、無駄だと思って消した記事が、実は需要があった、ということも考えられます。記事を削除する場合は、あらかじめアクセス解析ツールでどのくらいのアクセスがあるのか確認した上で、アクセスが少なければ削除するようにしましょう。
それから、ページタイトルの変更、コンテンツの変更により、ユーザーが来てくれなくなった、ということはよくある話です。そのような場合は、元に戻しましょう。
戦略的にリニューアルして、正しくSEOしましょう。
非表示コンテンツはSEOとして良いのか
SEOとして、検索されるキーワードを予測して、そのキーワードを散りばめておく、という方法がありますが、その際、そのキーワードの部分を非表示にしておけば、コンテンツに影響を及ぼすことなくSEO対策ができる、と考えられますが、しかし、実際のところ、どうなのでしょうか。
何もしない状態のとき、非表示にされているコンテンツは、どうやら、検索には影響を及ぼさないようです。つまり、最初に隠されている部分のコンテンツの質が低くても、SEOには悪影響はない、とされています。ですが、検索結果によっては、隠されたコンテンツが序文として表示されることもあり、その場合、検索したユーザーが記事をクリックするか、否かに関わってくるため、どちらかと言えば、隠された部分のクオリティは高いほうが良いでしょう。
表示と非表示を使いこなし、SEO対策をし、検索結果の上位に表示させましょう。
競合が多い業界のサイト事情
競合が多いか少ないかで、費用や労力もかけ方が異なります。競合が多い業界というのは、大手が参入していて、ネットで成果を上げているサイトが多いようです。最新の機能を導入していたり、メインサイト以外にも複数サイトを展開していて、広告用のランディングページもあったりします。PPC広告出稿サイトの数が多い、単価が高いというのもあります。SEOにおける検索結果に競合が多く、コンテンツが充実しています。さまざまなSNSを展開しています。更新頻度も高いようです。ショッピングサイトでは、Amazon,楽天、Yahoo!ショッピングなどすべてのモールに参加していたりします。競合に勝つために他がやってないことに取り組む熱意も必要です。追い抜かれないようにして、新しいことにも積極的に取り組んでいきましょう。
上位表示サイトの比較、分析
WEB制作の準備段階で競合調査は当然ですが、SEOで集客する場合も競合と比較していきましょう。サイトの運用や分析、改善する段階でも競合に負けないように頑張りましょう。常にチェックして、競合サイトに勝てるような取り組みを行っていくべきです。また競合の状況に応じて労力や費用に強弱をつけるようにしましょう。自分のサイトが競合が多いか少ないか、しっかりと把握することも大切です。ユーザーが競合と比較した中からサイトを選んで、検索エンジンが競合と比較して有益なサイトであるか判断して上位表示されるという中で、サイトは相対評価で判断されています。なので、競合が多いならば、競合に勝る取り組みを行って上位表示されてユーザーに選んでもらうように努力しましょう。競合が少ないならばそんなにSEOをしなくても反応が取れます。
改善内容をピックアップする
サイトを分析して、課題となる改善内容を洗い出しましょう。それぞれの項目について、KPIを設定しましょう。その通りにするのがポイントです。アクセスが集まったら、導入しておいたツールで分析していきましょう。サイトの問題点を抽出します。さらなる充実と改善をしていきましょう。検索順位チェックツール、GoogleSearchConsole、ヒートマップ分析などなど、各分析ツールの役割を理解して、問題点をあぶりだして、サイトを改善していきます。現状の考えやしがらみにとらわれないのが大切です。費用がかかることも、時間がかかることも、思いつく限り問題点をすべて書き出していきましょう。アクセス解析による分析を中心に、サイトの見せ方に関することと集客に関することに分けます。細かく改善すべきことを洗い出しましょう。
品質確認は手法に沿った実施が大切
プロジェクトを滞りなく完了させるうえで重要となる品質マネジメント。検証作業として、一般的に挙げられるのがチェック、テスト、最終の発注者へのレビューの三つ。
制作段階ともなれば、内部的な確認ともいえるチェックや実際に近い形で計画に沿って行われるテストなどが錯綜するため、ややもすると十分な検証のないまま進められるともなりかねません。
そのためその実施目的やタイミング、ポイントとなる項目など熟知したうえで行う必要があります。
チェックがどちらかと言うと各作業の完了ごと詳細な確認が求められるのに対し、テストは計画的かつポイントを抑えた検証が必要となります。
例えば、Webサイト要件との整合性、機能的な正常性、そして最終となる発注者へのレビューに向けた、まさに最終関門ととらえ、入念かつ実際に即した検証が要求されると言っても過言ではないでしょう。
ショッピングサイトは利益に直結
数あるWebサイトの中で、一般の人にとって一番馴染みのあるサイトがショッピングサイト(ECサイトなどとも呼ばれる)かもしれません。このサイトで必要なものと言えば、扱う商品やサービスなどを、いかにわかりやすく網羅し、簡単に捜しあてることができるかどうかで勝負が決まってしまいます。商品選定の目安となる購入した人たちの評価点(☆印の数など)やコメント。購入しようとするものの商品知識に自信のない人にとって、これたの情報、特にその点数は唯一の判断材料。それも著名人の評価でもあれば効果絶大となるため、気の利いたサイトではその辺はしっかり載せています。逆にそのような商品評価を専門にしている人もいるようです。更に、今はオークションサイトもブームと言ってもいいほど盛り上がりを見せています。このサイトはまさに利益に直結したサイト作りと言えるかもしれません。
ホームページで如何に伝えるか
ホームページ作成と言えど、基本は便せんに文章を書いて相手に伝えるのと何ら変わりはありません。違うのはペンがパソコンになったことと、手紙であれば受け取り人が決まっているのに対しホームページは必要になった人が検索し興味をもって閲覧してくれて初めて読まれること。閲覧してくれるようにする、というのは検索したときにいかに検索上位にもってくるかという課題も加わりますが、ホームページ作成では、まずはパソコンという機械を使っていかに相手に伝わるようなページが作れるかにかかっています。機械が相手ですから、好き勝手に文章を作っても理解してくれません。一方で読み手に理解しやすいよう絵や写真などを織り交ぜることも可能です。決め事として機械が判断できる文章の書き方を学ばなければいけない反面、読み手にプラスとなるのであれば絵や写真といった情報などを組み入れるなどその可能性の広がっていきます。
エンゲージメントを高める
「エンゲージメント」という言葉の意味は多くのシーンで登場いたしますが、SNSやWEBサイトを利用したプロモーション活動のなかではユーザーたちの行動や反響を言いあらわしているようです。ネット社会において情報の拡散は、大きなPRにつながりエンゲージメントを高めるためには重要な要素として扱われております。SNSなどを活用するマーケティングにおいては、より多くのユーザーからのエンゲージメントが得られることがコンバージョンの達成に大きく影響を与えると考えられているようです。たとえばTwitterでの「いいね」の数やアカウントのフォロワー数が増えれば増えるほどエンゲージメントが高まるという意味をあらわしているようです。
SNSマーケティング
皆さんが最近ネットショップなどで商品を購入した際、そのきっかけとなった事柄は何でしたでしょうか。近年スマホユーザーの普及とともに、日常生活の情報を支える源となっているのがSNSやWEBサイトであることがデータとしてあらわれているようなのです。SNSユーザーが増加するなかで、ご近所さんとの会話以前に、見知らぬ人とのネット上の会話が多くの情報源となっているようです。良い商品やサービスに巡りあった際に、一言ネット上でつぶやいたメッセージが見知らぬ人に届いているということが当たり前の世の中で、的確に大勢の人びとに届くプロモーションを考えていきますと、より適切なマーケティングが行えるようになるかもしれません。