ホームページのコンテンツ例

A103_040KDDI「talby.jp」

talbyはKDDI Design Project の第三弾でマークニューソンによって

デザインされた携帯電話です。

ストレート方で13mmのうすさが発売当時は注目を浴びました。

私はそのホームページ「talby.jp」を2005年にイメージソースにいたころに手掛けました。

このホームページは三つのコンテンツからなりたっています。一つ目は「living」

これはユーザーにtalbyの薄くて平坦なプロダクトデザインを感じてもらうために3D空間で

アバターを使ってtalbyをいじくりまわすというコンテンツです。

talbyの大きさを変えることができるので、ちいさくしてアバターの指の上で回させてみたり、

最大の大きさにしてアバターにtalbyの上を歩かせてみたりもできます。

しかもほかのユーザーと一対一でペアになるマルチユーザー空間になっていて、

相手のアバターに挨拶させたり、ボールを投げたりといったアクションをさせることで

コミュニケーションをとることもできます。

この時のコミュニケーションはリアルタイムであり、

媒体はアクション、ボディランゲージ、頻度は多く、一回当たりの量は少ない。

二つ目は「taking」

これは「人工無能」というプログラムを使って、ユーザーがtalbyとチャットをするコンテンツです。

このコンテンツはユーザー同市ではなく、プログラムの人格であるtalbyとユーザーとの

チャットではある野ですが、リアルタイムで頻度は多く、量が少ないコミュニケーションです。

3っつ目は、「playing」

talbyをドミノに見立てて雪の結晶やハートの形になるようにユーザーがドミノを並べるという

コンテンツ。このコンテンツでもほかのユーザーと空間を共有していますから、うまく操作しなければ

他人が建てたドミノを倒してしまったりもします。倒してしまった人にお詫びのメッセージも送れたりします。

もちろん自分の建てたtalbyが倒されてしま鵜こともあるわけで、そうした部分も含めてのコミュニケーションの場。

これはリアルタイムではなく、ドミノというゲームが媒体であり、頻度は少なく、量が多いコミュニケーションです。